[今にも泣きだしそうな顔で微笑んだまま、じっと父を見つめる。想いの全てなど語ることは出来ない。自分にはその資格もない。ただ、消え入りそうな声で、ぽつりと呟いた] 御父様、…手を。 貴方に触れたい。 触れて、欲しい。[抑えられている手は、今は無抵抗に力が抜かれたまま*]