[ふと声が聞こえ彷徨わせた視線の先にはウェルシュの姿>>+137があり] ――…ああ、……[キミも、とリヒャルトの癖がでかけて音をのみこむ。] そ、っか。 ……そう、なんだ。[距離を少しは縮められたと思った彼が自分と同じであることに気付けば沈む声音。は、と、重い息を吐き出すけれど痛みは消えてくれない。]