僕はイングリッドお姉ちゃんのお墓に来ていた。
イングリッドお姉ちゃん… お星さまになっても元気でいるかな…?
[その時、雪が舞ってきた]
わあ、綺麗な桜…
ちべてっ! これは雪か…。
でも、桜に見えてちょっとロマンチックだったな…
神様が、イングリッドお姉ちゃんのために季節外れの桜を咲かせてくれたんだね。
イングリッドお姉ちゃんの「エリオット、悲しまないで。私はいつも見守っているからね」って声が聞こえた気がする。
雪でぼやけた視界の奥に、笑っているイングリッドお姉ちゃんの姿が見えた。
お姉ちゃんは一緒にいた頃のようにキレイなままだったよ。【情白】