―宿屋1F― ……やっぱり、"わからない"なあ。[集まり出した人々を先に歩くヨアヒムの肩越しに見てぽつりと。幼馴染が傍に居るのに視界は死ぬ寸前のままなのか。それとも単に死んだからなのか。全く誰が誰なのかがわからない。それでも、彼らが"自分"の死に少なからず衝撃を受けているのは気配から察せられ。]