でもそこで無理矢理反証を無視したいのなら、何らかの“反証の反証”を持ってこないといけない。つまり、ドロシー狼が偽視するテオを積極的に襲撃した理由。そりゃ色々あり得るだろうよ。たとえばドロシー狼を襲撃時点ではテオ真だと思っていた、とか、ドロシー自身はテオ偽だと思っていたけど仲間がテオ真だと思っててそれが通ったとか。
でもそういう“反証の反証”を持ってこないで、強引にみんなが思ってる、兎狼仮説の反証を無視してりゃ、そりゃ聞く耳なんか持ってもらえるわけがねーです。ただの妄想にしか見えないさ。
比喩的な言い方をすれば、同じテーブルで議論してないんだよね。
能登氏の「説得」は説得じゃなくてただの主張だよなぁ。
説得は相手の思考への働きかけ。
主張は自分の思考の表面化。
似てるようで全然違う。