― 市街地にて ―[寮生となったノトカーの預かり知らぬうちの話] こんばんは、グレートヒェン。 おじゃまします。[実は今もこのような時間を持てていたりする。 テストも終わって時間があるなら是非に、と誘われての夕食会である] わあ、おばさんのシチューがまた食べられるだなんて。 え、グレートヒェンも手伝ったのか。 それは楽しみだ。[シチューは大好きだ。ほっぺたがおちる程度に。 何も知らない知らない、幸せだった時代。どんな味がしたかといえばそれはきっとシチューの味だから]