……?[ふわりと漂う蒼い紗幕。現世と隔絶された世界の切れ目は見えない。その中に幾つかの魂の気配を感じ、女は首を捻る。内の一つは揺らいでいるような気がしたが、その理由は分からない。>>+5:79不意に恩師の声が届けば]…バウマン先生?[意識が向かえば、彼の近くへと動くだろうか。その傍には彼の教え子の姿があったかもしれない。]――私は、あの学館に来る前から剣を持つ身でしたから。[ナミュールに変事あれば戦うのはごく当たり前の事だったのだと、そう答えた。*]