はい、もちろん。皆さんの分も用意してますよ。
[中庭にいた全員分のカップに熱い紅茶を注ぎ、テーブルに置いた。
>>+121トールに答えながら、いつか聞いた言葉が脳裏に蘇る]
『また……お前の淹れた紅茶、飲みたいな』
[朧気な記憶の中の、暖かな声>>0:462]
『ああ、出来れば、俺とお前とだけじゃなくて。
……生徒会長さまとも一緒に』
[そう願ってくれたことが、こんな形で叶うとは思わなかった]
……苦しまなかったのだから、良かったんでしょう、きっと。
[声をひそめて伝えるのは、先ほどの言葉>>+118への返事]