[リーザはジムゾンの頭を抱え、歌う様に囁く。]ジムゾン、わたしは、あなたと過せてー―、 幸せだったの。ねえ、人と人ならざるものが一緒になるなんて無理だって分かってても、貴方の娘にわたしはなりたかった。リズはジムゾンと過す毎日が大切で壊したくなくて、貴方と紡ぐ夢を護りたかった。ごめんね、ジムゾン。でも、これからは――、