[『虚無』が光に溶けるように崩れていく、それに合わせて自分の氷も剥がれ落ちるのは浄化で力を使い尽したから。自分を飲み込んでいた昏く重い煌きが色を失い、徐々に息苦しさも消えていけば>>+113>>+115外からの声も聞こえてきた。その声に応じようと、身体を動かしかけた所で視界がくらり、歪んで。気が付けば、自分の身体は地に伏していた]…、あぁ………やっぱ、まだまだ、だな…[理由は自分でもわかっている。単純なガス欠と、自分の氷に中てられた結果だ]