人狼物語−薔薇の下国

437 【TMMI】バベルの大図書館Re.


【見】 【墓】 部隊員 ダーフィト

[そこには別れの言葉が書かれていた。
「破棄されたとしても忘れないでほしい」と書かれていた]

 そう、か……。
 辛い事を思い出させて悪かった。

[ユーリエは語る。
――例えお墓がなくても、私は覚えてる。
――私は忘れない。私が破棄されるその日まで。
その言葉は彼女の感情か、それとも、それすらシステムなのか?

儚げに思えた少女はしかし、仲間の死を悼み哀しみ忘れる事もせず穏やかに微笑んでいた。
それがどれ程の年月をかけたものか、それがどれほどの痛みを伴うものだったのか、彼女と少ししか話した事のない彼には分からない]

(+115) 2016/06/03(Fri) 18:00:08

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