― まどろんで ―>>+96[よしよしと胸に顔をうずめてくるかわいい子の後ろ頭をなでなで] ファミファミにも感謝してんだぞー。[固まっている彼の頭にも手を伸ばし、なでなで] 見つかったら命も含めてやばいことになりかねんかったのに、自分で手紙届けてくるたぁ、ほんとに涙が出るほどありがたい友達だ。 [手紙の言葉のまま屈託のない笑顔で伝える。 自分の得にならないことなどまずしない彼がいたから――いやよそう]