…………うっ?!
う、ぁ、いやあああああああ!!!
[無だった表情に浮かび上がるのは苦痛。
死んだと言うのに、死んでまでなぜこんな
痛みを味合わなければならないのか。
今、自分たちの身に起きていることを全く
わかっていない娘は頭を抱え混乱する。
それでも。
鎮静効果のある花を手首に咲かせて
それを震える唇で食めば、ほんの僅か
痛みが和らいだ気がしたが。
ぞくり、その背筋に震えが走った。
死んだはずの自分を、何かが見てる。
青ざめながらその何かの視線を
感覚で辿ったならば。
娘が見ることになったのは金色の目。
それが、艦内に放たれていったという
スコル(>>+95)だとは気づけぬまま]