――…優しいよ。 オズはいつも、私に優しい。 認めるまで言い続ければいいのかな。[否定するオズワルドに小さく笑み零しながら肯定を紡ぐ。見つけられなかったと彼はいうけど――] あなたは本当の私をみつけてくれたけど、ね。[ささやかな間違いでみつけてくれた事を嬉しく思っていたからそのときの喜びを思い出してほころぶような笑みを浮かべる。お前だけ、と言わればくすぐったさが過るけれど] …………あいしてるよ、オズ。[抱き寄せた彼の髪に、口付けを落し愛を囁く。]