[やがて、『虚無』の身体が崩れ始め、崩落した部分が色を無くし掻き消えて行く。その崩落から覗いた氷もまた剥がれ落ちていき]──── ユーリエ![ユーリエの姿を見止めるや、メレディスは重い身体を叱咤し立ち上がり、彼女の下へと駆けた*]