諸君ら候補生の為にある、というのは、回答の……そうだな、1/3くらいにしか当たらないだろう。
その上で、そのプレゼン内容は1/3の、その中でも甘味好きに対するアピールになれども、残りの2/3と甘味好きでないものの心や損得勘定に響かない。
では、2/3に対してどのように必要性についてアピールするのか。そこが焦点となる。
エルンスト、わかるか? 残りの2/3が何を示しているか。
[ガリガリと円グラフをかき、まずはヒンメルの回答を得てから続きをすすめる。
考える、ということが重要なのだとばかりに。ちなみにこの間も角砂糖を角砂糖のまま舐めているのがカサンドラ教官である。生徒がまねしても別に咎めない]