[月と星が綺麗な夜空を見ると、父を思い出すのです。
長い出向から帰ってきて、話を聞かせてくれたこと。
その時交わした約束。
「今度、ベルを船に乗せてやろう。
羊や兎や猫もいるから、きっと楽しめると思うぞ。」
[私の夢は、かつて父が勤務していたシルバー・メリー号で働くことでした。
願わくば、父が所属していた第一エリア管理部門開発部の所属となること。
20歳になり、私の夢は一部ですが叶ったのです。>>0:7
しかも父が滞在したネオ・カナンへ向かうと聞き、夢の一部がまたしても叶うこととなったのです。
あまりにも嬉しすぎる奇跡の連鎖。
あの時の私は、夢と希望に満ち溢れていました。]