……ン、無理して笑わなくてもいいけど、
そうだね、私は、あなたのいつもと違う顔が見られて嬉しかった。
[ライナーの困ったような笑みの形>>+104に
ほのかに目を細めてそう言い添える。
笑みがみたいと我儘を言えるほど近しくはないけれど
傍で彼の雄姿を見守っていたからか、
オズワルドから話を聞いていたからか一方的に近く感じていて]
……お兄さんの事、好きだったんだね。
[オズワルドの言葉>>+107を聞くと
ライナーへと歩み寄り彼の耳朶に顔を寄せる。]
あのね、あのひともあなたのお兄さんが大事だったんだ。
[ひそりと囁けばふわり笑み向け、トン、と一歩後ろに下がる。]