― いつかの海 ―[青い空に青い海に白い砂浜。太陽がきらきらと地上を照らしていて、何の憂いもないと信じていたあの頃。[リエヴルが注文しすぎた西瓜を前に不貞腐れていた。その表情がなんとも可愛らしくて、これだけで西瓜を頼んだ甲斐があったとも思う]