―― 回想 / メイン・ラボ周辺 ――
[フレデリカと話をしていたときのこと。
槍を構えて周囲を警戒態勢の彼女に後ろから声をかければ、随分と驚かせてしまったようで、>>+96
此方も目を丸くして、両手を上げて見せる。]
わ、ああ、悪い…!
びっくりさせちゃったな、すまなかった。
[彼女が背を向ける部屋の中から出てきたものだから、そういう位置関係になってしまったのだけれど。
そりゃびっくりするよなあ、と反省しつつ、
すみませんの言葉に首を横に振る。]
いやぁ、俺の方がうっかりしてた。
驚くのも緊張するのも、当然だよ。
俺はね、こういうの慣れてるから、
いくらか落ち着けるだけ。
これでも警備員さんなので!