私の方こそ忘れられているかと思っておりました。[髪を梳かれればくすぐったそうに首をすくめ、その繊細な指先の感触を楽しみつつ>>+103] 私の心はすでに見ぬかれておりましょう。 紅榴候様よりの命題で 白絽候様の血を一口。 ……欲を言えばふたくち… 頂戴したいと。[正直に言うのも、その後どう反応してくるのかが見たいから。]