[己のさいごがライナーにどのような感情を懐かせたか知らずはたりと瞬き、彼の顔を見詰める。口の端があがり笑みを形作るをみて] ――…あなたの笑顔、はじめて見るかもしれない。[何処か嬉しげな色をのせて軍人らしさの消えきった柔和な笑みを浮かべた。]