[青年が書斎にたどりつけば、そこにいるのは4人。 魔ッスルと、白と、翼と。 壁際に仮面。 おや、と思うも。 仮面の傍らの白いライオンに、彼女も脱落したのだろうと察し。 軽く手を振ってから、青年も廊下側の扉の本棚に凭れ掛る。 ハヤブサは後から降りてくる者たちに、ここだと示すように、書斎の前でしばらく旋回していた。]