[言葉に詰まり、小さく肩を震わせる。自分勝手な考えなのかもしれない。トールが地上の皆やこの戦争で命を落とした皆のことを気に懸けるならば、自分は彼に甘えるべきではないのかも、と。そう、考えもする。心を決めることも出来ずに。ただ、じっとトールの萌黄色の瞳を、見上げるのだった。]