― 少しあと ―[金色の光を纏ったまま、見回す中、エレオノーレの上で視線を止める] エル……ぎゅってしていい?[歩み寄るなりそう言って、 答えを聞かぬうちに抱きしめようとする] ね、エル。 ぼく、おとうとが、欲しかったなぁ。[君は僕にとっても弟だよ、なんて。 カークに怒られそうだと思うから、すこし、笑って違う形で口にした]