[風弾が当たると双頭蛇は再びクレステッドへと瞳を向ける。
散々攻撃されて頭にきているのか、シューシューと口から零れる音が一際大きくなったように思えた]
ばぁか、俺一人じゃねーの忘れたか。
[睨まれても逃げなかったのは、上空でヤクモが急降下して来た>>+96のが見えたため。
尾を狙ったブレスを受け、双頭蛇は奇声を上げてその場でのたくった。
焼ける尾を地面へと叩きつけるのは、泥で冷やそうとしているからだろうか。
叩きつけるごとに泥が四方へと弾けたが、それに構わずクレステッドは駆けた。
双頭蛇の口を狙えるその場所へ]