3時の方向異常無し、
9時の方向も異常無し……
[私は槍を構えて、忙しなく周囲を見渡す。
側から見たら挙動不審に映るかもしれないけど、
私はどこまでも真剣だった。
時折、外の様子に感嘆する声>>+0や、
意気投合して盛り上がる声や>>+29なんかを聴きながら、
今私に出来ることに専念していると……]
6時の方向……ひゃあっ!?。
[振り向いたらディークの顔がすぐ近くにあって>>+54、
私は思わず頓狂声を挙げていた。
恥ずかしいやら、情けないやら、
色んな気持ちで赤くなっていく頬を隠しながら、
私は口を開ける。]
す、すいません、その、変な声を出しちゃって。
あはは、慣れないことはやるものではないですね。
こういう時でも他の人の心配が出来るなんて、
さすがディークさんですね。
私、自分のことだけでも一杯一杯で。
お言葉に甘えて少し一緒に居てもらってもいいですか?