[体が宙を舞う刹那、ミリアムの生み出した水球から、瀑布の如く水が降り注ぎ『虚無』を抑えつけるのが見えた>>+81]
はは……やっぱりすごいよ、アンタは。
[徹底して守りの側に立つと思われた相棒が、今は敵を圧倒するほどの力を身に付けている。
それはいつかミリアムと対峙した時、見たいと思ったものより更に"先"の光景を見せてくれていた]
これはアタシも、負けてらんないねぇ。
[とはいえ吹き飛ばされた体はどうにもならない。
こうして思考出来ているのも、走馬燈のように時間が引き伸ばされているからだろう。
そこに聞こえたのはユーリエの叫び>>+83。
そしてメレディスの力が、壁に激突する寸前でこちらの身を止めた>>+88]