[その間にも、ディークが用意していた火矢が>>4:80次々と嘗ての学び舎の跡に打ち込まれてゆく――。自分には、この地ではもう何も出来ないのだ。彼らと意思疎通をすることも。兵を指揮して、帝国に勝利を得て。恒久的な和平を結んで、今まで以上に素晴らしい世界を作ることも。ただこうして見ているだけしか――出来ない]