……ん、どうやら、こっちでも物騒な奴がうろついてる。
銀の狼だ。
でも、だーいじょうぶ、どっか行っちまったし、
いざとなったら、なんとしてでも追っ払うから。
[この人はおそらく、人狼――ハーランに襲われて、爆発で亡くなったんだ。
ベネディクトの中で、認識のゆがみが起こっていることなど知らず、そう考える。>>+64
だから、狼と語る言葉は、少しばかり慎重な響きを帯びた。
そうして、研究所への道を知りたいのだと聞かれたなら、>>+89]
ああ、いまちょうどそっちに向かってるところだよ。
シルが案内してくれるし、俺も道は知ってるし。
[と、同行していた者たち――>>+49、その時点で何人いたかは分からないが、其方に親指を向けて、一緒に行くかい? と指し示した。]*