おみごとでした。
いやー、やっぱり若い女の子が歌うと楽しくなるね!
それじゃあ次はーみんなで歌ってみよっかー
[門の旅路の前の一ページ。
さっきとちがーう という苦情を実に楽しげに笑って、音を、歌をぞんぶんに楽しんだのだった]
[そして宴が終わった後に]
ローズマリー、ありがとう。
やっぱり、ああいう明るい歌はいいね。
ぼくも、送られるときはああいう歌に送られたいよ。
[そう、明日からは魔境。夜は見張りを立て、息を潜めて移動をする。
その前の気晴らしになった、とばかりに彼女を労った。了]