[大丈夫、と返す自分たちに休息を、と願うバルタザールは真剣そのもの、と見えた。
彼と神官長のやり取りは知らぬ身ながら、その様子は競技前のコーチの様子にも似て。
ニーズヘッグ討伐成功に浮かれていた気持ちが、ぴしり、引き締まる]
んでも、『本命』……『本命』、かぁ。
[なんだと思う? なんて、ステファンや風乙女に問いかけながら時間を過ごし。
やがて聞こえた声>>234に、きょとん、と瞬いた]
え? なに、あの二人がこっち来るの?
[根側に来る、と示された二人の名にこてり、と首を傾ぐ。
バルタザール曰くの『本命』に対するため、なのだろう、という予測はすぐについたけれど]