メレディス。最初に追いかけられてた時に打ち出したカードがあったろ。あの光を俺に纏わせて、俺ごと打ち出せないか?[これまでの事を考えると、メレディスのカードも自分の術も、決定打には欠けている。だからと口に出したのは、自分自身が『虚無』の中に突っ込む、という無謀とも言える提案だが。凍りつくような肌、その瞳の奥に焔のような意志を込めていると、真っすぐに見つめるメレディスには伝えられただろう**]