…キアラ、大丈夫か!?[少なくとも、キアラの安否を問う余裕を作ることはできた。怪我の有無はどうだったか、この場はミリアムに彼女を任せることになっただろう。絡みついていた触手は、足を振り上げると覆った氷ごと砕けて消えていき。その足でメレディスに駆け寄ろうとしたが、もしかしたら彼がこちらに来る方が早かったかもしれない。間近に顔を見上げれば、普段よりもかなり低い体温が冷気として伝わっただろう。メレディスから何か言われる事があったかもしれないが、それはひとまず後にと願ってから]