――僕は君に感謝しなくちゃいけない。僕がどんなに恐ろしい言葉を並べても、君は怖がらないで受け止めてくれた。僕がこんなおぞましいケダモノだと知ってもなお、僕を慕ってくれた。微笑んでくれた。僕は――君の笑顔に救われたんだ。[――強くて優しい人、君は決して『役立たず』なんかじゃない]