お前なぁ……。戦局より個人としての意識を優先するとは指揮官としては失格だぞ。[ため息をついて琥珀を見詰める。が口ぶりとは裏腹に、視線は優しく]ま、そんなことをいったところで、俺も同類だな。お前の姿を見たら熱くなってしまって、止まらなかったんだ……。[顔を埋めるリエヴルの頭を、大きな掌でで愛おしげに撫でた]