[自分の道を決めた相手へかける言葉は、何もなかった。信じているから。彼の志を。その道の先につながる光を。だからただ一言だけ] ―――…ああ、行ってこい。[帽子で顔を隠すアルビンへと、笑み浮かべたまま拳を作った右手を差し出した]