人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


【墓】 騎士団 隊長 フィオン

[己の荷物を手に取る姿にふと思い出す。]

――あぁ…そういえば
頂いた菓子がそのままだったな…。

…別れる前に三人で食べれば良かったか。

[水盃ではないが。
と、そんな事をぽつりと零した。

死ぬ危険は承知の上での志願だった。
ジェフロイ達を恨む事はない。
彼らは彼らなりのやり方で戦った。
只それだけの事。
命を賭して戦った事、死の瞬間に悔いはなかった。

けれどこうしてまだ意識を残っていると
味方の命が大勢奪われてしまった事が、もう守れぬ事が

只々、哀しい。]

(+81) 2015/03/16(Mon) 00:27:06

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