[思考の迷路に迷い込んでいたが、視線を感じてはたと我に返る。視線の先を見てみると、スノウが首を傾げながら見上げていただろうか。]―ん?どうした。カレルがこっちに来るのは哀しいか?[耳をしゅんとさせる、自分の膝の上で丸くなるスノウに緩く首を捻りながら声を掛けてみる。先刻までとは違う、しおらしく見える様子が気になって。]