[こちらの一撃は、一瞬なりとも『虚無』の動きを止められただろうか。
メレディスのトランプが触手の追撃を防ぐ>>+71のに感謝の眼差しを向けるも、その間にユーリエの身が触手に掴まれる>>+72]
ユーリエ!
[声を上げはするものの、全力の一撃を放った直後故咄嗟には動けない。
そしてユーリエが、『虚無』を凍り付かせていくのも視界に入るが>>+75]
――がはっ!?
[更なる追撃を恐れてか、雷撃と冷撃を受けたショックによるひと暴れか。
横合いから重い一撃が、キアラを殴りつけ吹き飛ばす。
それが文字通り"殴りつけられた"のだと気付いたのは、宙を飛ばされている間のことだった。
『虚無』は巨大な拳を形作っていた]