― 宿屋1F ―[それは翌朝、ヤコブの亡骸が発見された時の事。他の人が気になる、そう意識を覚醒させながらも掃除用具置き場へ向かうヨアヒムの前に>>+73、それはふよふよと地上100cm程の高さを維持しながら泳いできた] 【 ゆうべは おやすみでしたね 】["それ"は布張りの両手で、そんな小メモをヨアヒムに見せる様掲げていた。意志ある物体の様だ。コミュニケーションをとる事ができるだろう。だが"それ"はヨアヒムもよく知っている物体なのだ]