――青い世界にて――[悪夢から逃れるように、浅い眠りの中で身を震わせる。そう、それは自らが辿ろうとしていた未来。敵も味方も問わず、全てを屠らんとしていた、かつての己の姿。きっと、“彼”が止めてくれなければ、夢以上に血塗れた道を歩んだことだろう。]