殊勝なのはよい心がけだ。 君の刑期が早く済んだのも、そのおかげだろうね。[素直に晒された首筋>>+60に指を置き、爪で小さな傷をつける。滲んだ血を、指先で拭って口に運んだ。] そんなに素直だと、罰をどうしようか悩んでしまうな。[は、と吐息を胸に落とし、牙を立てたのは自分の手。親指の根本の柔い場所を抉って、自らの血を口に含む。]