『何故、その目を使わなかった?』……1対1で使うものじゃないだろ。それに、あいつに使うのは何か違う気がして。『そうか。』[楠は苦く笑い、小ジェムを拾い上げた。廊下を覆っていた炎が消える。 魔力切れかと、苦笑いを重ねた。*]