そう……そうなんだ。 ……残ってて欲しかったのに。[ああやっぱり自分が見えている>>+68 悲しそうに眉を下げた。] ん……わたしは別にいいの。 願いへの未練は、もう、なかったから……。[残念だと云う少年へ、首を横に振る。 続いた言葉に、え、と小さく声を上げるも、すかさず少年に肩を指され、そこに黒猫がいることに気が付いた。]