―2階廊下―[松明持つ影>>141は廊下をさ迷う。 楠の姿を見付けて、錆び付いた刃を振りかざす。 ディアボロスは此方に気付かないものかと思っていたがそうではないらしい。]くっ[避けた一振りが顔の横を通り、肩に食い込む。痛みは鈍い。 はらり、落ちた眼帯が炎に飲まれて焼け焦げる。]