まずは…資料室、かな。彼女…ベル、が襲われたところ。[いつの間にか、かすかなピアノの音は止んでいた。演奏者は誰だったか。ふと気になったが、今は手がかり…何らかのとっかかりを探すべき時だ。余計なことを気にしている場合ではない、が。]…ありがとうございました。[私を立ち直らせてくれた、姿も知らないー恐らくは知っている誰かなのだろうがー演奏者のいる方角へ、一礼する。この位の時間を、惜しむこともないだろう。そして、今度こそ、資料室へと飛んでいく。]