――青い世界で―― 紅茶ならいつでも淹れますけどね。[シロウの言葉>>+61にそう応えながらも。彼は何故こんなところで焼き鳥を作っているのだろう。素朴な疑問が浮かんだ。――――が。ステファンの名を聞いた瞬間、胸を感慨が過ぎるのが、自分でも不思議だった。生徒会役員のステファンとは、ほぼ毎日と言っていいほど顔を合わせているはずなのに。どうして、こんな気持ちになるのだろう――…。]