空から舞う氷の華《はな》も、 冬に咲く柊の花も、 私は好きですよ。[出来るかは分からないけれども、氷の六花。 否、氷の四花《柊の花》を胸の前に持って来た両手の間で作ろうと試みた。 もし巧く造れても造れずとも、それは氷華の目には留まったろうか。**]