むう。やはり、記憶が残らぬ形の方が良かったか……?[即座に意識を落としていれば、少女が思い悩むこともなかっただろう。 そもそもが従華としての一切を記憶させないための、精神を記憶を縛る呪。 しかしそれを作用させる前に、少女の強さと意志を確かめようとしたことが、仇となったらしい] 今からでも試すか? 狙った記憶を封じられるかは……初めて試す故わからぬが。[少女からすれば、記憶の有無の問題ではないのかもしれないが**]